Progress of graf

あなたと同じ日、同じ季節。私たちはあなたと同じように暮らしながら、
新鮮な発見や驚きを素にgrafをつくっています。

2012.03.25

文章を眺めて見つめた先



先日、職業講話をさせていただいた中学校の先生が、生徒さんたちの感想文をコピーして送ってくださいました。わざわざありがとうございます、拝読しました。いろいろな言葉で丁寧に感想を綴ってありました。励まされているようでうれしくて、声が聞こえてきそうになるくらい何度も読み返しました。すてきです。手書きのメッセージは何度読み返しても飽きることがないですね。文字を書くという行為に費やされた時間や思いは、それらが綴られた紙一枚に永遠のような奥行きをあたえてくれます。この日の講話では夢についてうまくお話をすることができませんでしたが、いただいた感想文のその奥行きの向こうに夢の存在を見たように感じました。

小坂逸雄(PR)
 

2012.03.22

春の便りを少し

今年は各地で春一番が観測されなかったそうですね。なんとなく残念なような気もしますが、いろいろと身近に春の気配を感じることができるこの頃なのでうれしいです。太陽もいいにおいを運んでくるみたいに照っているし。さて、グラフビルの春も少しお知らせしようと思います。

先日、shopにあるドラセナに花らしきものがついていることをショップスタッフが教えてくれました。これ、花なのかな?触るとポロポロと取れちゃうので、この蕾らしき状態で満開なのかどうなのか。でももう少しボッといきそうな勢いも感じるんですけど。


ドラセナって花が咲くんですね、とても意外。感動しました。花が咲くということは、実も成るのでしょうか。grafでもお世話になっているプラントハンター、西畠清順さんは「花は何かの前兆に過ぎない」というようなことを言ってたっけ。確かにそうだと思う。グッとくる言葉だな。やっぱり花ってワクワクします、不思議だし。


5Fのガーデンにも春の兆し。スタッフの植えたハーブが旺盛に茂るその勢いが気持ちいいです。イタリアンパセリやパクチーなど。左手前のタイムはもうちょっと頑張ってほしいところですが、今後を見守ることにします。



これは何という植物だろう。ご存じの方、いらっしゃいますか。寒さにやられてダメかと思ったけど、いつの間にか蕾がついていて嬉しい。去年インターンで来ていたスイス人が植えていった植物のうちのひとつ。



冬に植えたアリッサムとビオラも春の日射しを受けて元気そうに見えます。写真左のやつは花びらを虫に喰われていました。アリッサムは蕾がたくさんだったのでこれから楽しみです。



いい季節だし、何か種でも蒔こうかと思います。


小坂逸雄(PR)

2012.03.21

FANTASTIC MARKET “春一番” 無事終了!!


3日間続いたFANTASTIC MARKETも無事終了しました。たくさんのご来店ありがとうございました。マーケッターズのみなさんも本当におつかれさまでした。

最終日の昨日は開店前から列ができていて気がつけばGefylaさんのギリシャランチは売り切れてしまっていました。食べたかったー!graf bld.はオリーブのいいにおいでいっぱいでした。


さてさて。スタッフながらついつい毎回楽しんでしまうこのFANTASTIC MARKET。生産者の人と直接話すことができるのは本当に魅力的です。たとえば、マーケッターズさんが取り扱ってる新鮮なぴちぴちの野菜がここに届くまでにどうやって育てられたか、その育て方でどんな味に仕上がってるのか、さらに素材を活かしたおいしい食べ方だってアドバイスしてもらえて。そういうことって普段なかなか体験できないことだと思うんです。ネットとかでももちろん商品知識やレシピ、食べ方とかって検索できるし、便利なんですけど、直接会話して聞く知識って信頼できるし、頭にすごい残るんです。


昨日はダイヤ印さんとちょっとおしゃべり。昭和10年創業の東大阪の小さな町工場で作られているアルミ製品たちはどこか素朴で、レトロな雰囲気があります。大量生産されているわけではなく、昔の機械を使って丁寧に作られてるこの商品たち。どんな風に作られているのかとかちょっと聞いてみるといろいろと教えてくれました。たとえば、酒たんぽ(↑写真の商品)はアルミ板を回転させて磨きながら成型する“へら絞り”という職人技で作られているとか。写真をみせていただいたのですが、作る過程を知るとその商品の見方がちょっとかわります。それももちろん話す楽しみのひとつ。


↑ダイヤ印のお姉さんが、酒たんぽにグリーンを飾ってました。かわいい!こんな使い方も素敵。


私はずっと狙っていたこちらのアルミプレートを購入しました。もうその見た目に一目惚れでした。普通にトーストとスクランブルエッグにウインナーをのせて朝食にもよさそうですが、チキンライスとかハンバーグなどお子様ランチっぽく盛りつけてもかわいいだろうなーとか。どんな料理をどんな風に盛りつけようかなと購入前から想像を膨らませていた一品です。アルミの板をプレスして成型するそうですが、結構加工がむずかしいらしい。ダイヤ印のお姉さんにお手入れのアドバイスもいただきました。ありがとうございました。


次回のマーケットは3月31日(土)・4月1日(日)・4月7日
(土)・4月8日(日)に南堀江のエイ・ネットさんのねこ広場にて開催予定です。
みなさんもぜひ生産者さんといろいろお話してみてくださいね。
 

田原奈央子 / PR

2012.03.18

「今、叶えたい夢はありますか」と、聞かれました。

先日、設計の小松くんと一緒に、とある公立中学校で職業講話の講師を務めさせていただきました。お相手は中学2年生の皆さま。将来への希望がキラキラで、社会への不信感・・・じゃなくて漠然とした不安と、大人への様々な恥じらいで頭が爆発しそうな、とても多感なお年頃です。そんな皆さんに僕たちはgrafという会社の取り組みやそこでの僕たちの役割や姿勢などを例え話をふんだんに駆使して、なるべくわかりやすいようにお話をさせていただきました。きっと世間にはいろんな種類の大人の人がいるんだな、ということは前向きに受け止めてもらえたのではないかと思います。社会人として自分のしていることを説明することは存外難しいことでしたが、とても楽しめた貴重な機会でした。ありがとうございました。

さてその講話での質疑応答の時間、生徒さんから最後に受けた「今、叶えたい夢はありますか。」という質問が今でも胸に突き刺さっています。これ、すごい難しい質問だと思いました。僕は咄嗟に「ありません」と言ってしまいました。いや、本当はあるんでしょうけど、でもうまく説明が出来ないんです、具体的な夢というものを。もしかしたら“叶えたい”というその言葉の感覚がよくわからなかったのかもしれません。なんだか「叶えたい」という言葉って、その叶えたい事が既に未来のある時点で終わっているように感じませんか。そんなことないか。

夢が叶うということって、具体的なある状況に到達することを指すのでしょうか。だとしたら、その“具体的な状況”に常に到達し続けることが僕の理解できる夢の形なのかもしれません。つまり永遠に夢は叶わず、夢は続く、という感じ。ん?やっぱりうまく説明が出来ない。。。まぁ、政治も経済も環境もなにもかも、日々ずっと変化し続けていますよね。同じように自分もこれまで、ある時に何をどう心に決めていたかだなんて事は実証出来ないとてもあやふやなことでしょう、きっと。なので、これからも迎えるであろうそういう不確かな現実に対して丸腰で立ち向かっていく姿勢でいるということが、僕の夢なのかもしれません。実にあやふや過ぎますね、たいへん失礼致しました。でもそんな僕でも未来を明るく感じてはいます。感じることができます。

夢か。皆さんの夢は何ですか?


小坂逸雄(PR) 

 

2012.03.14

cocomu:製作の背景

先日、吹きガラス工房 Fresco(フレスコ)さんのアトリエへ行ってきました。
2月からshopで販売させて頂いている、comu(コム)。
こちらの製作協力をfrescoの辻野さんにご協力頂いているのですが、
comuに続き、一回り小さいサイズの「cocomu」(ココム)が、この春のリリースを目指し只今製作中です!

今日はその製作背景のご紹介を少し…


comuとcocomuは、家族の団らんや語らいの時間に灯る光というものを想像し、
光の質感、光そのものを表現することを目指したランプとして生まれました。
その静かな佇まいの背景には、辻野さんとの試行錯誤の連続が…

始めは、辻野さんへガラスで表現できることとできないこと、素材の向き不向きなど、
様々な質問を投げかけ、答えて頂き、吹きガラスを理解するところからスタートしました。

そして、イメージした光の感じに近づけるよう数ある技法、技術のご提案の中から
最終的には「木型」を使って製作する方法が導かれました。

木型であれば、弊社の木工場でも製作できるし、いけるかも!となりましたが、
実は辻野さんも木型での製作はほとんど無く、お互い探り探りの中から製作を始めることに。

まずは工場で木型を製作し、辻野さんへ送り、サンプル製作。
すると次は、風船のように膨らんだガラスをカットする治具(土台のようなもの)が必要!
となり、すぐさまカット用の治具を製作し、辻野さんへ配送。
カットできた!と思ったら、次はカットした間口の面取りをするための治具が必要!
となり、すぐさま面取り用の治具を製作し、辻野さんへ配送。
と、目指す光の質・フォルムを実現するために試行錯誤を繰り返しました。

そうして環境を整えて、いざ製作に移ると…

と、風船状の形状まで、すさまじい集中力で製作が行われます。(※写真はクリアガラスのサンプルです。)

使われた木型はこちらです。水を含ませ、燃えてしまうのを少しでも防ぎます。

目の前の出来事に圧倒されている僕に、辻野さんは、
「吹きガラスは音楽と似ているんです。吹き工程はライブで、出来上がったものはレコードのような感じ」
と教えてくれました。
なるほど、形を整える人と吹く人は別で、そのペアの呼吸が合っていないと良い物は作れない。
大きなものになると、3人・4人がかりでの製作になるそうです。
何より「吹き工程が一番楽しい!」と。
僕は楽器は全くなのですが、「ライブが一番楽しい!」というのはなんとなく想像できる。
やはり、現場に来てみないとわからないことが沢山ある。とても勉強になりました。


comu・cocomuは実際の商品の佇まいとは裏腹に、
意外に試行錯誤が繰り返され、その製作現場はライブ感に溢れています。

それも、この商品の特徴なのかな、と感じています。

現在店頭では、cocomuの展示も開始しました。
発売日は「春」と曖昧ですが、明確になり次第webでお知らせさせて頂きます。
中之島へお立ち寄りの際は、少しの時間歩を進めて頂き、彼らを見に来てもらえたら幸いです。

komatsu(設計/shop)
 

2012.03.09

滋賀県の湖北に行って来ました


先日お世話になっている写真家のMOTOKOさんの呼びかけで、雑誌ソトコトさんの取材立ち会いのため滋賀県の湖北へ行って来ました。ここ湖北はgrafが懇意にしていただいている農家集団konefa(コネファ)の皆さんの活動拠点です。はじめてこの地に訪れて以来、湖北や滋賀に来るときは、いつも自分たちの活動を通じて知り合った滋賀の皆さんへの表敬訪問をするような心持ちでいます。そんな心境にふさわしい(?)この日最初の撮影地はその名も純野菜王国。konefaメンバー吉安さんのお城(ビニールハウス)です(写真手前の四角いイチゴは納屋)。ハウスの中は甘くいいにおいが漂っています。まぎれもなく、ここはイチゴの王国でした。


お昼ご飯は家倉さん宅で郷土料理をごちそうになりました。大人数で一斉に食べるということや、食材に人と土地とを直に感じながらお食事をいただくことは、まるで何かの儀式のようです。和やかながらどこか厳かな空気が流れているのを感じます。農家の皆さんと一緒に食べたからなのか、口に運ぶお米一粒一粒に注ぎ込まれた時間(つまり種籾が発芽して苗になって稲穂が実るという季節を跨ぐ時間です)も一緒に噛みしめます。そういう果てしない時間をかけたものを今ここで一口で食べてしまうという、あっけない行為に複雑な気分を憶えるからこそ、感謝して食べることを忘れてはいけないんだなと思います。無農薬だというコシヒカリは、太陽とお水の味がするみたいに瑞々しくとてもおいしかったです。ご馳走様でした。


世代の近い農家の方たちとの付き合いからは、とても考えさせられることが多いです。でも、なんで考えさせられるんだろう。何を考えさせられているんだろう。実はよく自覚していないことが虚しいのですが、都市部と農村がこれから、消費と生産という関係性を越えた価値を交換していくことで、次の新しい未来の地平が立ち現れてくることになるのではないかという、そういう期待はしています。konefaの皆さんはじめとする、関わりのある生産者のみなさま、これからお世話になるであろう皆さま、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。それとMOTOKOさん、今日に至るまでのきっかけやたくさんのお力添えをいただき本当に感謝しています。いつもいろいろとありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

今回の取材は4月に発売になるソトコト5月号にて掲載されるそうです。
 

小坂逸雄(PR)

 

2012.03.06

植物植物植物〜

昨日は、4月末から開催予定の“植物のある暮らし5”の打ち合わせに花宇さんに行かせて頂きました。
初めての花宇さん、打ち合わせも一段落着いたところで・・・・お目当ての植物見学!
扉を開けた瞬間から、わぁー!!と声が止まらなくなるくらいの、ビニールハウスの中の植物達に感動!!
右も左も見上げても、植物、植物、植物!!
『あれも、これも、こんなんもいれたいですね〜!これは何ですか?・・・』
思わず沢山質問してしまうくらい、テンションが上がってしまいました。
結局、打ち合わせ時間より見学させて頂いた時間のほうが長く、知らない間に1時間以上が経過しておりました・・・
とっても素敵な時間を過ごす事が出来ました。

この感動を4月末の“植物のある暮らし5”でみなさんにもお伝え出来ればと思っております!
是非、楽しみにしていて下さい。



shop 栃尾