Progress of graf

あなたと同じ日、同じ季節。私たちはあなたと同じように暮らしながら、
新鮮な発見や驚きを素にgrafをつくっています。

2012.05.28

もうひとつの現場で


先週、約2年後に控えるとあるプロジェクトのためスタッフ数名と現場視察を兼ねた打合せをしに高知県へ行ってきました。木の伐採の現場を見せていただけるということで、森林組合の方にご案内いただきながら間伐の現場へ向かいました。道というよりも山の斜面の“木のない場所”を走り抜け、コースアウトしたら崖の下という急斜面を疾走し、正直肝を冷やしながら辿り着いた断崖絶壁の作業現場は予想を超えた過酷な場所でした。実際の現場で聞く木のこと、作業のこと、林業のこと。家具を作る会社として、こういった現場に実際に立ち会うことが出来たことはとても良い体験だったと思います。自分たちがモノをつくり、使い手に届けているという感覚もこれまでとは違った深みを持って捉えることができるように感じました。そして「モノ作り」という言葉に対する感覚にも、これまでとはちょっと違うスケール感や次元があるように感じました。

小坂逸雄(PR)

 

2012.05.18

Barnshelf no.05



grafで内装デザインを担当している“Barnshelf(バーンシェルフ)”。
今回は朝から大阪市天王寺区にある築50年の民家へ。
工務店に勤めておられる大学の先輩に紹介していただいたこの民家は建て替えが決まり、
解体される前に古材の床板をいただけることになりました。

現場へBarnshelfのオーナーさんとgrafのlaboスタッフ4人、奥平、僕の計7人という大所帯でお伺いし、
床板の解体作業を開始。
バールを持って、一枚ずつ手作業で割らないように慎重にはがしていきます。
二日は必要かなと思っていましたが、人手があったおかげで作業は一日で終わり、
はがした大量の床材はハイエースと軽トラへ。
作業をしている中で気になったのは丁寧な大工仕事。
当時は普通に行われていたであろう事も、今では特別になってしまったように思います。
また、壁につけられた杉板のかわいい飾り棚は、りんご箱の壁面什器と合わせて使ったら
おもしろいのではないかと盛り上がり、こちらもいただけることに。家主さん本当にありがとうございました。
家主さんからも長年つれそった家のモノを、ただ壊して捨ててしまうのではなく、
他の場所で新たに使う事を大変喜んでいただきました。大切に使わせていただきます。

その後、みんなでご飯を食べてgraf laboへ。
いただいた床材の釘や割れなどをカットし、綺麗にしてきます。解体よりもこの作業の方がなかなか骨がおれました・・・。
そしてきれいになった床材を三田まで運び、この日は終了。
みなさま本当にありがとうございました。


設計 佛願



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Barnshelf(バーンシェルフ)webサイトはこちら
※2012年6月末〜7月頭オープン予定

これまでの打ち合わせの様子はこちら → Barnshelf no.01
                                                        Barnshelf no.02
                                                        Barnshelf no.03
                    Barnshelf no.04

2012.05.11

キーワード:おもてなし、手作り、など

今日は日本民芸館へ6月に開催するイベントの打合せに行ってきました。代表の服部の講演や家具職人のワークショップ、そしてお茶会(!)など、僕たちにとっては身近な試みも民芸館という場所で開催されることによって、何か別の力が帯びてくるようなそんな可能性を感じることができた打合せでした。なにより民芸館の方たちの意欲的な姿勢や声のトーンから伝わる誠実さがとても印象的で、僕たちの活動に関心を寄せてくださり本当にうれしい限りです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
打合せが終わった民芸館1階の受付では開催を控える民芸市の準備をしているところでした。いろいろなことが丁寧に手作業で準備されているのを目の当たりにして、再び感動。grafのイベントも実は結構たくさん手作りすることが多いので、こういう何気ない一コマに共感できると、さっきまで打合せしていたイベントもきっと良いモノになるだろうと思うのでした。こういう準備は楽しいんですけど、けっこう大変なんですよね。



そしてとどめは、余ってしまったチラシで作ったという封筒!こういう精神を忘れていました。とても素敵です。感心してギャーギャー騒いでいたら、わざわざEXPO'70当時の紙で作ったという封筒を出してきてくださり、そしてちゃっかりいただいてしまいました、ありがとうございます。さらには荷造り紐で作る「バッタ」というアイテムもあり、日常の隅々から民芸館の皆さんのおもてなしマインドの底力を思い知らされた一日でした。こういう精神をgrafにももっと還元していこうと思います。最後に宣伝になってしまいますが、そんな皆さんと一緒にお届けするイベントは6月2日(土)、3日(日)に開催されます。こちらのページもぜひご覧ください。よろしくお願いいたします。

小坂逸雄(PR) 

2012.05.08

Barnshelf no.04


現在grafで内装デザインを担当している“Barnshelf(バーンシェルフ)”。
今回は朝はやくに“Barnshelf”のオーナーさんがワンボックスカー、僕と奥平が軽トラで集合し、
川西(grafスタッフ)に紹介してもらった、とあるりんごの店へりんご箱をいただきに向かいました。
このりんご箱は店内の什器として150個ほど使用を予定しているのですが、
今回は集めていただいた50個ほどを運び出します。

grafのshopやmouthでも使用しているこのりんご箱ですが W 600 × H 300 × D 300(mm)という
モジュールで作られており、この反復によって縦にも横にも組み合わせることができる使い勝手の良さと、
横で使えば週刊誌サイズまでの本が収まるということから、
“Barnshelf”では主に本をいれるための壁面収納として使用することに。
かつてはりんご箱の長手側の板を一面はずして子供の勉強机としても使われたりもしていたそうで、
昔から人の知性を養うものがいっぱい詰まっているんだなぁとしみじみ考えながら、りんご箱を車へ詰め込みました。
普段体を動かしていないため、僕にはなかなかの重労働となりましたが、りんご箱を積んで帰るこの光景をみていると
そろそろお店作りがはじまるんだと改めて実感し、力が入りました。
運び終わってから男3人でランチしながら、お店作りに向けて夢の続きを語り合いました・・・。
次回は現場での打ち合わせです。

設計 佛願

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Barnshelf(バーンシェルフ)webサイトはこちら
※2012年5月下旬オープン予定

これまでの打ち合わせの様子はこちら → Barnshelf no.01
                                                        Barnshelf no.02
                                                        Barnshelf no.03
 

2012.05.02

ワークショップ「ウッドナイフを作ろう」



先日、仙台の“Antique Show”にてワークショップを行いました。
僕たちのデザインして製作しているモノ作りの一端を感じてもらいたいと思い、みんなでウッドナイフを作りました。
材料を選び、デザインを考え、のこぎりで切って、ナイフで削って、紙ヤスリで磨き、塗装をして仕上げます。
みなさん好きな木を選び、思い思いのナイフの形を考えて、夢中になって削っていて、「のこぎりで木を切ったのは小学生以来です。」という方もいました。

のこぎりで曲線を切るのが大変だったり、
ナイフで削るのに苦労したり、
でも、紙ヤスリで磨けば磨くほどつるつるになるのに感動したり、
オイルで塗装するとグッと綺麗になったり、
童心に戻って集中している様子でした。

最後に「僕たちはこのように素材を選んでデザインして製作しています。」
と、言ってあいさつしました。
ワークショップが終わった後にオリジナルカトラリーのSUNAOを手にとって、
「そういうことか、言っている事がわかりました。」と嬉しそうに話しているのが印象に残っています。
僕も作る事だけではなくて、伝える事も同じくらい大切だな…。と初心を思い出しました。

参加して下さったみなさま、どうもありがとうございました。



labo/小寺