Progress of graf

あなたと同じ日、同じ季節。私たちはあなたと同じように暮らしながら、
新鮮な発見や驚きを素にgrafをつくっています。

2013.11.13

瀬戸内国際芸術祭2013 小豆島が終わってから思うこと

遅ればせながら瀬戸内国際芸術祭2013が先週11月4日(月祝)に終了しました。関わる事ができた皆さんに、ご来場の皆さんに、応援してくださった皆さんに、感謝の言葉を贈りたいです。本当にお世話になりました。ありがとうございました。


(2013年10月27日 山吉邸お弁当の会にて 撮影:MOTOKOさん)

さて、僕たちの展示テーマは、スタッフそれぞれが小豆島で見つけたモノをリサーチして新しいモノをつくる(ざっくりと言うと)というものだったので、春・夏・秋の三会期それぞれでリサーチ経過を展示していきました。展示入替期間中もリサーチは続くので大阪では皆、必死に作品制作に励んでいました。作品展示だけでなく各会期にイベントを開催したのでそのための準備や関係者とのやり取りもまぁまぁ頻繁に取り交わされ、小豆島にもうひとつgrafの活動拠点が出現した感じになりました。こういう状況が小豆島に出来たことに対して、僕たちが自身の取り組みへの感想を言うのはおこがましい気がするので控えておこうと思ってるんだけど、うまくいったこともそうではなかったこともきっとたくさんあって、でもなんとか何かに到達して、なにかが成立するというところに面白さと恐ろしさを感じたりしています。恐ろしさ、というか責任の重大さに気付かされたという言葉が当てはまると思うんだけど、それはもうgrafという組織に属している一人ということではなく、自分個人としての資質を試されているような恐ろしさで、はっきりいっていろいろなことに怯えながら取り組んでいました、僕は。無事に終わったーという感想もあるけれど、果たしてそれで良かったのか?とも思ったり。いろいろ挑戦したようにも思うし、やりきれなかった気もするし、本質的なところに訴えてくるこの感覚がいったい何なのか、未だに整理がつかないです。芸術祭参加作家としての立場がそう考えさせているからなのかなんなのか。

ちょっとネガティブな言い方になってしまったかもしれないですが、いろいろ学ぶことが多かったし、それはとても楽しかったです!なにより、ありがとうございます!という気持ちは確実にあるので、何とぞご容赦くださいませ。

瀬戸芸で、小豆島で関わった全ての皆さんへ
たいへんお世話になりました。またどこかでお目にかかるのを楽しみにしています。

飯田将平くんへ
また一緒に釣りしましょう。

小坂逸雄(PR)

2013.09.26

ロケットメイキング

9月14,15,16日と行われたDESIGNEAST04において、graf+yusuke hottaとして昨年に引き続き出店したFANTASTIC TABLE。今年はより参加者に調理を体験してもらうために、ロケットストーブを使いました。ロケットストーブとは、簡単にいうと薪を燃料として効率的に高温の炎を得ることのできる調理器具のことです。


今回使ったロケットストーブは、滋賀県で排気筒等を製造されている「大鋼製作所」で今回のために製作、提供頂いただきました。ロケットストーブそのものだけでなく、その製作の過程がおもしろかったのでご紹介したいと思います。

大鋼製作所では、以前よりロケットストーブを試作されていました。商品化にまでは至っていないその試作機を一台お借りして使ってみたところ、火力は充分。しかし、実際に調理するためには、改善すべき点、追加すべき点が見つかりました。そこで工場にうかががい、改良版に向けてのミーティングを行うことに。この時、DESIGNEASTの10日前。僕たちもどんなことができるのか、全く分からない状態でした。

9月5日(木)、大鋼製作所。

まず代表の有本さんより、普段の仕事のことやロケットストーブを作りはじめたきっかけなどをうかがい、grafメンバーからは試作機を使ってみた感想や改善すべき点などを話しました。その後、時間をかけて工場を案内していただきました。

工場はとてもきれいに整理されていました。


普段じっくり見ることのない排気筒の部品たち。夕日に照らされて輝いていました。


これはエルボー。ステンレスの筒に溝を作って曲げることで製造します。

排気筒のトップ。落ち葉が入らないようにメッシュが取り付けられています。これは何かに使えそう。


この日の後、街中にある排気筒を探してはまじまじと観察してみたのですが、ここで見たものほどきれいなものはまだ見つけていません。

工場を見学させていただいた後で、ミーティングを行い、全員で知恵を出し合います。複雑な作りや時間のかかる工程は極力避け、大鋼製作所で日常的に行われている加工を用いることを前提として、使い勝手の改善と使って楽しいかたちを目指しました。


その場でアイディアをスケッチし、寸法、つくりかたを決めていきます。中華鍋を使うのに適した高さ、五徳の径、簡単には倒れないバランス、燃料となる薪のくべ方、空気調整のしやすさなどなど、、、


何とか形になりそうなところまで煮詰めて、その日は解散。次の日にそれぞれの部品の試作、週明けの月曜日からDESIGNEAST用ストーブの製作にかかっていただきました。
こうしてできあがったロケットストーブ。大鋼製作所による製作の過程で発見されたアイディア、実際に料理を行う堀田さんの意見も加わっています。





でもこれもまだまだプロトタイプ。DESIGNEASTで多くの方に使って頂いたおかげで、充分に使用に耐えうること、さらに改良すべき点が確認できました。これから大鋼製作所と共に、製品化を目指していきます

今回のロケットストーブの製作で、最も可能性を感じたのは、工場と実際に使う人との距離の近さ、意思疎通の速度の早さでした。実際に料理をする堀田さんの意見と、僕らのアイディアがあっという間にかたちになる。もちろんそれは大鋼製作所の技術あってこそなのですが。

いろんな工場がこんなふうに街に開かれて、誰もが「あっ、こんなものが欲しい」と思った時に、まるで街全体が自分自身の工房のようであったなら、日常の中のものづくりとそこから生まれる暮らしがもっともっと楽しくなるのではと思いました。

そんな世界を目指して僕たちに何ができるのか、考えてみたいと思います。


 

(井上/設計)

2013.04.12

“春、花あかり庵” 終了しました!


4月7日(日)に開催した“春、花あかり庵”無事終了しました!ご協力いただいたみなさま、ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました!
夜、みたらし酒店”に続き、FANTASTIC MARKETでもお世話になっている髙山堂さんとgraf、そして双方と親交の深い蕎麦処“大阪土山人”さんとの共同企画となった今回は、お花見シーズン(満開時期はすぎてしまいましたが・・)ということで桜づくしのメニューを提供させていただきました!


桜の葉と花びらを練り込んだ“桜切り”というお蕎麦。ほんのりピンク色です。


そば粉あん巻き!その場で焼きたてを食べれるという贅沢っ!


桜チップや桜えび、桜の花があしらわれた桜づくしのおばんざい3種


そばがきぜんざい。できたてのふわふわそばがきと柚子餡が相性抜群でした!


お花見に欠かせないお花見団子。スタッフもテンションあがってました!


岐阜のさくら酒店に選んでいただいたお花見にぴったりな日本酒や桜のお茶も。


そして特設ステージを設けての出し物もご用意!

紙芝居屋のガンチャン


琴奏者の朔屋さん


そして飛び入りしてくれたコネファサムライプロジェクトの中島さん!
素敵なパフォーマンスをありがとうございました!



盛りだくさんでお送りした今回の“春、花あかり庵”。
土山人さん、髙山堂さんの丹誠込めて作られた料理たちは、心も体も満たしてくれたのではないでしょうか?

きっと、おいしいものを食べてるとき、誰もが無心で幸せになれる瞬間だと思います。これからもみなさんとそんな幸せな時間を共有していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

また今回オペレーションの不具合から大変お待たせしてしまう場面も多々あり大変申し訳ございませんでした。この反省点は今後に活かし、次回はさらにクオリティをあげた企画を開催したいと思います。
お楽しみにっ!


田原(PR)

 

 

2013.04.04

「春、花あかり庵」


いよいよ今週末7日(日)の夜は「春、花あかり庵」の開催です。前回ご好評いただきました和菓子の老舗“髙山堂”さんとの企画「夜、みたらし酒店」に、今回は蕎麦処“土山人”さんも参戦し「春、花あかり庵」として一夜限りOPENいたします。今回はgraf studioの前に咲き誇る桜にあわせたとびきりの料理をみなさんにお届けしますよー。


少しですがメニューを公開しますね。

土山人さんより「桜切りのぶっかけおろし蕎麦」。更科粉(そば粉)に桜の葉と花を練り込んだお蕎麦。ほんのりピンク色にそまった麺がとてもきれいです。この季節ならではの香り、見た目、食感をお楽しみいただきたい逸品です。



髙山堂さんより「蕎麦あん巻」。髙山堂創業時の看板商品「あん巻」にそば粉をミックスした限定商品!蕎麦の香る生地に十勝小豆のとろとろの粒あんがたっぷりはいっています!当日は焼きたてをどうぞ。



そしてgrafからは日本一美味しいそばの本場、金砂郷で生まれたそば焼酎「金砂郷」。当日はなんと土山人さんの蕎麦湯を凍らせた蕎麦湯氷を使用し冷たい蕎麦湯割りでみなさまに提供します。

そのほかに山菜をねりこんだほわほわのそばがきや、お花見の定番3色団子、旬の素材を使用したおばんざいに選りすぐりの日本酒などなどお腹を満たしてくれるメニューが盛りだくさん!また当日は特設ステージもあり、三味線や紙芝居屋さんなどお花見を盛り上げてくれる企画もご用意しています!

会場となるgraf studioはウッドデッキもできあがり、桜もきれいに咲いて心地よいです。週末まで桜ももちそうな予感!ぜひ、桜とおいしい料理とお酒で楽しい時間を過ごしにきませんか?みなさまのお越しをお待ちしております!

田原(PR)


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春、花あかり庵
日程 / 2013年4月7日(日)
時間 / 19:00 - 22:00(21:30 L.O.)
そのほかの詳細はこちらからご覧下さい。
制作風景やそのほかのメニュー、当日の様子はFacebookイベントページにて
ご覧いただけます。
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2013.03.23

ようこそ ようこそ 小豆島

先日開幕した瀬戸内国際芸術祭2013。grafは「醤の郷+坂手港プロジェクト小豆島」に「小豆島カタチラボ」という作品名で出展・参加をします。「カタチから見える小豆島」ということをひとつのモットーに、ものづくりを生業とするボクたちなりの視点から、小豆島で見つけた「気になるカタチ」をスタッフそれぞれが、それぞれの方法で調査・研究をしていきます。春・夏・秋の芸術祭会期を通じてその研究のプロセスを公開しながら、最終的にはその研究結果が新しいカタチとなって、例えば小豆島のお土産物になるといったような、新しいプロダクト(カタチ)が生まれることで、小豆島の魅力を伝えることができるものを作りたいと、そのように考えて取り組んでいます。カタチから生まれるカタチ、ということで「カタチラボ(ラボ=研究所)」ということになっています。
20日、無事に開幕初日を迎えることが出来ましたが、最終的な展示が形を見せるまで、正直ボクたちもそれなりの不安でいっぱいでした。とはいえ、住民のみなさんに古くから親しまれてきたこの場所を、瀬戸内国際芸術祭という大きなプロジェクトのために解放するという覚悟にくらべたら、とてもその比ではなかっただろうと思います。普段暮らしているところが、突然にして観光地として世間に知れ渡ることになるわけで、知らない人たちが生活の隣にやってくることとなると、さぞかし戸惑いが多かったことをお察しします。ましてや、なかなかひと言で説明しにくいgrafというこの集団が「カタチを展示する」というアバウトな事を言い出したものだから、混乱も来したことでしょう。改めて、こんなボクたちを受け入れてくださった小豆島の皆さまに、この場を使って感謝申し上げたいです。本当にありがとうございます。
さて、そのカタチ。それぞれでぼんやりと考えていることはありますが、最終形が用意されているわけではありません。ひとつの研究物がいろんな展開を見せるかもしれないし、複数が合わさってひとつのカタチになるかもしれません。どんなものが出来上がるか僕たちも楽しみにしています。瀬戸内国際芸術祭2013は11月まで続きますが、3会期それぞれ30〜40日間ほどなので、どうぞお見逃し無いように!
カタチラボの様子はこちらのfacebookグループページで公開されています。

小坂逸雄(PR)

2013.02.19

FANTASTIC MARKET“冬のたのしみ”


FANTASTIC MARKET“冬のたのしみ”無事終了しましたー!
ご来場いただきましたみなさま、マーケッターズのみなさまありがとうございました!
冬のたのしみには出会えましたでしょうか??

今回初出店だった尚茶堂さん。おいしいお茶を届けてくれましたー!芯から暖まりました!


FANTASTIC弁当は特製五穀弁当!


そして今回のマーケットではコネファサムライメンバーによる“おもちつき”を同時開催させていただきました!

コネファサムライメンバーのみなさまはもちろん、たくさんのお客さんにも参加していただき、みんなでおいしいおもちをつきました!
お米のいいかおりに、つやつやふわっふわのおもち。
おもちつきをみながら、はやく食べたくてしょうがなかったです。

みんなでついたおもちは、その場で丸めてすぐ販売!
おもちはぜんざいにいれたり、トッピングにきなこ、抹茶砂糖やシロップ、ゆずポン酢やオリーブオイルなどなど、各マーケッターズさんにそれぞれご用意いただきお好みで選んでお召し上がりいただきました。お客さんやスタッフみんなでおもちをほおばる姿は、学校の行事とかを思い出してちょっと懐かしくなりました。

寒い日でしたが、ちょっとほっこりしていただけましたでしょうか?


次回のマーケットは3月10日(日)の開催を予定しています。
お楽しみに!


田原(PR)

2012.12.26

“TROPE”リハーサル



24日、25日と来年1月に上演する舞台公演“TROPE”のリハーサルに参加してきました。
モノクロームサーカスさんがプロダクトシリーズ“TROPE”を舞台装置として家具と身体の問答を繰り広げる
このパーフォマンスに、実はgrafスタッフも登場します。

この2日間ではダンサーさんたちと一緒にTROPEを交えてのパフォーマンスの練習を行いました。
普段とは違う頭や身体を使うことになかなか緊張していたgrafスタッフでしたが、「モノ」や「身体」が
触れ合う感覚を研ぎすますことや、それを媒介として生まれるコミュニケーションはとても心地よく、
楽しむことができました。

モノクロームサーカスさんのパフォーマンスでは、身体を使っての空間表現から、モノ(家具)があることで
生まれる動きや衝動でシーンが構成され、いつもとは違う姿のTROPEたちに様々な想像力をかき立てられました。  
この高揚感、ぜひみなさんにも体験してもらえたらうれしいです。

公演まで残り1ヶ月をきりました。みなさま上演お楽しみに〜

田原(PR)

2012.05.11

キーワード:おもてなし、手作り、など

今日は日本民芸館へ6月に開催するイベントの打合せに行ってきました。代表の服部の講演や家具職人のワークショップ、そしてお茶会(!)など、僕たちにとっては身近な試みも民芸館という場所で開催されることによって、何か別の力が帯びてくるようなそんな可能性を感じることができた打合せでした。なにより民芸館の方たちの意欲的な姿勢や声のトーンから伝わる誠実さがとても印象的で、僕たちの活動に関心を寄せてくださり本当にうれしい限りです。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
打合せが終わった民芸館1階の受付では開催を控える民芸市の準備をしているところでした。いろいろなことが丁寧に手作業で準備されているのを目の当たりにして、再び感動。grafのイベントも実は結構たくさん手作りすることが多いので、こういう何気ない一コマに共感できると、さっきまで打合せしていたイベントもきっと良いモノになるだろうと思うのでした。こういう準備は楽しいんですけど、けっこう大変なんですよね。



そしてとどめは、余ってしまったチラシで作ったという封筒!こういう精神を忘れていました。とても素敵です。感心してギャーギャー騒いでいたら、わざわざEXPO'70当時の紙で作ったという封筒を出してきてくださり、そしてちゃっかりいただいてしまいました、ありがとうございます。さらには荷造り紐で作る「バッタ」というアイテムもあり、日常の隅々から民芸館の皆さんのおもてなしマインドの底力を思い知らされた一日でした。こういう精神をgrafにももっと還元していこうと思います。最後に宣伝になってしまいますが、そんな皆さんと一緒にお届けするイベントは6月2日(土)、3日(日)に開催されます。こちらのページもぜひご覧ください。よろしくお願いいたします。

小坂逸雄(PR) 

2012.05.02

ワークショップ「ウッドナイフを作ろう」



先日、仙台の“Antique Show”にてワークショップを行いました。
僕たちのデザインして製作しているモノ作りの一端を感じてもらいたいと思い、みんなでウッドナイフを作りました。
材料を選び、デザインを考え、のこぎりで切って、ナイフで削って、紙ヤスリで磨き、塗装をして仕上げます。
みなさん好きな木を選び、思い思いのナイフの形を考えて、夢中になって削っていて、「のこぎりで木を切ったのは小学生以来です。」という方もいました。

のこぎりで曲線を切るのが大変だったり、
ナイフで削るのに苦労したり、
でも、紙ヤスリで磨けば磨くほどつるつるになるのに感動したり、
オイルで塗装するとグッと綺麗になったり、
童心に戻って集中している様子でした。

最後に「僕たちはこのように素材を選んでデザインして製作しています。」
と、言ってあいさつしました。
ワークショップが終わった後にオリジナルカトラリーのSUNAOを手にとって、
「そういうことか、言っている事がわかりました。」と嬉しそうに話しているのが印象に残っています。
僕も作る事だけではなくて、伝える事も同じくらい大切だな…。と初心を思い出しました。

参加して下さったみなさま、どうもありがとうございました。



labo/小寺 

2012.03.21

FANTASTIC MARKET “春一番” 無事終了!!


3日間続いたFANTASTIC MARKETも無事終了しました。たくさんのご来店ありがとうございました。マーケッターズのみなさんも本当におつかれさまでした。

最終日の昨日は開店前から列ができていて気がつけばGefylaさんのギリシャランチは売り切れてしまっていました。食べたかったー!graf bld.はオリーブのいいにおいでいっぱいでした。


さてさて。スタッフながらついつい毎回楽しんでしまうこのFANTASTIC MARKET。生産者の人と直接話すことができるのは本当に魅力的です。たとえば、マーケッターズさんが取り扱ってる新鮮なぴちぴちの野菜がここに届くまでにどうやって育てられたか、その育て方でどんな味に仕上がってるのか、さらに素材を活かしたおいしい食べ方だってアドバイスしてもらえて。そういうことって普段なかなか体験できないことだと思うんです。ネットとかでももちろん商品知識やレシピ、食べ方とかって検索できるし、便利なんですけど、直接会話して聞く知識って信頼できるし、頭にすごい残るんです。


昨日はダイヤ印さんとちょっとおしゃべり。昭和10年創業の東大阪の小さな町工場で作られているアルミ製品たちはどこか素朴で、レトロな雰囲気があります。大量生産されているわけではなく、昔の機械を使って丁寧に作られてるこの商品たち。どんな風に作られているのかとかちょっと聞いてみるといろいろと教えてくれました。たとえば、酒たんぽ(↑写真の商品)はアルミ板を回転させて磨きながら成型する“へら絞り”という職人技で作られているとか。写真をみせていただいたのですが、作る過程を知るとその商品の見方がちょっとかわります。それももちろん話す楽しみのひとつ。


↑ダイヤ印のお姉さんが、酒たんぽにグリーンを飾ってました。かわいい!こんな使い方も素敵。


私はずっと狙っていたこちらのアルミプレートを購入しました。もうその見た目に一目惚れでした。普通にトーストとスクランブルエッグにウインナーをのせて朝食にもよさそうですが、チキンライスとかハンバーグなどお子様ランチっぽく盛りつけてもかわいいだろうなーとか。どんな料理をどんな風に盛りつけようかなと購入前から想像を膨らませていた一品です。アルミの板をプレスして成型するそうですが、結構加工がむずかしいらしい。ダイヤ印のお姉さんにお手入れのアドバイスもいただきました。ありがとうございました。


次回のマーケットは3月31日(土)・4月1日(日)・4月7日
(土)・4月8日(日)に南堀江のエイ・ネットさんのねこ広場にて開催予定です。
みなさんもぜひ生産者さんといろいろお話してみてくださいね。
 

田原奈央子 / PR

2012.02.07

「grafと考える、豊かな暮らしのための試み」展

昨年より東京新宿のOZONEさん、岡山市のmoncifakaさんで開催させて頂いた展示会を1月21日より旭川のLessさんで北海道初の展示会を開催しています。 大阪のgraf bld.にお越し頂けない方々にもgrafのものづくりに対しての考え方や暮らしにまつわる物事など、ご来場頂いたみなさまに少しでも感じとって頂ければと考えております。 旭川のLessさんでは1月21日、22日にウッドナイフ作りのワークショップも開催、寒い中にも関わらず、沢山のご来場とご参加を頂くことが出来ました。


 

1月としては異例のマイナス20度という気温の極寒体験も初めてでしたが、北の国の人々の逞しさをひしひしと肌で感じた展示会でもありました。

 

 Lessさんでは今回スタイリストの石川 顕氏×graf企画でPalm graphics 豊田 弘治氏ペインティングのTROPEも石川氏によるスタイリングで展示しています。

こちらの作品は4月10日発売のCASA BRUTUS誌でも掲載予定で誌上でも販売予定となっております。

 

 

また2月18日(土)には弊社代表 服部 滋樹のトークイベントも開催致しますので、是非この機会にご参加頂ければと思います。

BLOG -Less | grafと考える豊かな暮らしのための道具 展

こうしていろいろな各地の方々と交流させて頂ける機会を頂き、お取引頂いている方々にも感謝しております。

この展示会は旭川の後、新潟のowlさん、仙台のAntique Showさん等々、順次巡回していきますので、是非ご高覧頂ければ幸いです。

(masuji)
 

2012.01.21

モノ作りツアー

 

私たちのオリジナル家具シリーズ“Narrative”の新作が昨年9月にリリースされた際に、grafのモノ作り環境や考え方、生まれ方というものを、家具製作工程を説明しながら皆さんにご紹介する「モノ作りツアー」と題した会社案内ツアーを企画し開催しました。お陰さまで全3回ともご好評いただき、開催後も「またやらないんですか」という問い合わせも多くいただきました。アンケートにも「何かつくりたい!」と書いている方も大勢いたし、スタッフとも「またやりたいよね」などとは話をしていたのですが、年が明けてその話はなんとなく消滅。したかのようにみえましたが、ラボの小寺くんがとある朝礼後に「モノ作りツアー、またやりませんか」と持ち掛けてくれました。唐突だったけどなんとなく彼のやる気も察知し、なんだか嬉しくなったので「やろう」と即答。現在開催する方向で計画中です。でもまるっきり同じ事をすると挑戦をしていない感じがするし罪悪感も感じるので、前回の主旨を踏まえつつ今回は“作る系”のものでいこうと考えてます。来月頭くらいにそいつを試作してみて、いけそうだったらやります。気に入っていただけると嬉しいんですけど。試作する、とは言いましたが、まだ何を作るかは決まっていません。スタッフにも周知してないしラボのスケジュールも確認してませんが、迷惑はかからないように進行しますんでスタッフの皆さん、ご理解の程よろしくお願いします。目指す開催は3月の中旬です。

小坂逸雄(PR)

2012.01.21

Gleaners

これは僕が生まれて初めて作ったシルクスクリーンの版です。製作したのは3年ほど前にSpologumさんとgrafが初めて共同で開催をすることになった企画 “Gleaners(グリーナーズ)”の時でした。当時の僕はSpologumさんの作品に多用されているシルクスクリーンの面白さを、ワークショップという形でお客さまに伝えるには、その魅力のどの部分をどう表現したら良いかと考えあぐねていました。その解答に辿り着くべく、とりあえず実際に版から作ってみようと思い立ったことが製作の理由です。インターネットや図書館、時には人に聞いたりしながら、必要な工具を自分で作ったりキッチン用品で代用したりと、見よう見まねで、、、というか実際には見たことがないので、手探りで、勘だけを頼りに作ったものです。

製作にあたってはいろいろな苦労がありましたが、その甲斐あってか実際にこの版をつかってプリントをしたときには“作る衝動”というものを強烈に味わうことが出来ました。この異様な高揚感は、これまで抱いてきた“作る”ということに対しての新しい評価と発見があったと同時に、僕の中のある何かが目覚めた瞬間でもありました。もともと僕は好奇心が強い方だと思うし、しょうもないものに興味を持ったりもします。でも“たのしい”や“おもしろい”という瞬発力のある感情にも、きちんとその理由があるんですね。それはきっとモノを作る人にも、それを使う人にも、どちらにもあるもので。「好きだから」ということが理由なのではなく、もっとこう、自分の情緒のどの部分をどう刺激されたのかということに気が付くべきだと、その時の自分の立場や役割からそんな風に感じたんです。Gleanersで開催したワークショップは、そういったところを少なくとも自分で意識できるように考えて作りました。ご参加くださった皆さんには喜んでもらえたようですし、楽しんでいるお客さまと接しその反応から得るものがとても多かったので、なんだかとても贅沢な話です。

この企画が終了間際だったように記憶しているのですが、とあるお客さまから僕宛てに電話がかかってきました。それは「今度結婚する彼女にメッセージをプリントしたTシャツをプレゼントしたいので作り方を教えて欲しい」というご相談でした。ワークショップを通じて得た感動を、そんな素敵な気持ちの表現方法にしてもらえるなんて本当に幸せなことでした。それに僕に電話をかけようとした時のその方の勇気というか戸惑いというか、そういうことの決意もけっこう大変だったと思います。ほんとに。この電話のエピソードはいま思い出しても涙が出そうになるくらい嬉しいです、改めまして本当にありがとうございました(もちろんこのTシャツ製作は個人的にお手伝いをさせていただきました)。

とまぁ同じ要素を持ったワークショップのDish upではありますが、このワークショップ誕生の背景にはこんなこともあったんですよー、というお話を、ご来場くださった皆さまと、そしてSpologumの野中さん、森さんに感謝の気持ちを込めて綴ってみました。せっかくなので3Fのshopで展開中のDish upブースにこの画像の版とプリント生地をディスプレイしています。ご来店の際にはぜひご覧いただけたらと思います。ちなみにワークショップは27日(金)まで、Spologumさんの企画関連商品は29日(日)まで展開しています。

小坂逸雄(PR)

2012.01.12

「スプーンを初めて横から観察しました」と言ってくれました

grafビルで木でスプーンを作るワークショップを行いました

普段なにげなく使っているスプーンにも様々な思いや心遣いがあることを伝えられたら…

そう思って開催したワークショップです

「結構、しんどいですよ」と最初に言ってスタートしました

木をのこぎりで切って、ノミで彫って、ナイフで形を整えます

みなさん集中して取り組んでいて、なんとかスプーンが完成しました

楽しんでいただけたかな?そう思ってアンケートを読んでいると

「スプーンを初めて横から観察しました」と書かれていました

「大変だったけど、楽しかったです」とも書かれていました

想いは伝わったみたい…よかったです

小寺/labo