Progress of graf

あなたと同じ日、同じ季節。私たちはあなたと同じように暮らしながら、
新鮮な発見や驚きを素にgrafをつくっています。

2014.07.27

アート小豆島・豊島2014

昨年の瀬戸内国際芸術祭2013に引き続き、小豆島ではアート小豆島・豊島2014という芸術祭が開催中です。去年、小豆島の醤の郷+坂手港プロジェクトに関わったメンバーもだいたい参加しています。もちろんgrafも。今回grafは鳥取で滞在型複合スペース“たみ”を運営しているうかぶLLCと一緒に「馬木の家」というプロジェクトを立ち上げて、昨年の瀬戸芸よりお世話になっている馬木地域を中心に行動・活動をし、まちの人たちと一緒にワークショップをします。


うかぶLLC / photo: Patrick Tsai

僕たちがつくろうとしているものは「絵本」。絵本と言っても絵ではなくて写真をつかった絵本のような本を想定していて、住民の方から聞いたお話を元に、僕たちが空想のお話(ファンタジー)をつくっていきます。昨日(26日)は、そんなgrafとうかぶLLCの取り組みに協力してくれるすてきなパートナー、写真家のパトリック・ツァイ氏が小豆島にやってきました。7月19日から芸術祭ははじまっていたけど、いよいよ本格的に動き出します。わりと流動的にワークショップを行うので、何月何日の何時にここに集合!という感じにはならないのですが、島内のどこかで僕たちを見かけたら、ぜひ声を掛けてやってください。どうぞよろしくお願いいたします。

小坂逸雄(from 小豆島)






写真左から 私・小坂(graf)、Patrick Tsai、三宅航太郎(うかぶLLC)/ photo: 太田有紀(小豆島カメラ

2013.11.29

柚子の収穫


大阪はここ数日で突然冬になりました。風も冷たく厳しくなりましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。先日、箕面ビールさんにお誘いいただき、D&DEPARTMENT PROJECT OSAKA店のスタッフの方たちと柚狩りに行ってきました。天候にも恵まれ今よりも気候は高く、ピクニック気分で楽しみました。とはいえ、一応目的は箕面ビールさんの人気商品「ゆずホ和イト」のための収穫のお手伝いです。箕面ビール本社に集合し、そこから車に揺られること小一時間。能勢茸屋本舗に到着しました。原木栽培のしいたけ狩りとバーベキューが出来る、食いしん坊にはたまらないところ(でも、今回は箕面ビールさんの人気商品「ゆずホ和イト」のための収穫のお手伝いです。いちおう)。驚くほどあっさりとした収穫時の注意が説明された後、皆収穫に取りかかりました。



小豆島カタチラボに於いて、各会期開催された“お弁当の会”のたびに小豆島の農家さん方を訪ねたことで、grafでは収穫王子の異名を持つことになった、なっかん(中野隼)も同行。収穫作業がはじまると皆、無言になっていきます。料理をするときも感じるのだけど、刃物を持って食べ物と向かい合うときは、どこか厳かな気分になります。黙々と柚子と向かい合って精神統一。



収穫体験というのは、はっきりいって農産者の方たちのお仕事のほんの一部分のことなので、ここだけを体験して「たのしい!」と言い切ってしまうのはたいへん恐れ多いのですが、しかしポコポコ実を付けた木を目の前にするとやっぱり単純にたのしい気分になります。今回収穫した柚子の木は、実生(接ぎ木せず種から育てたもの)から育てられたものだと聞きました。聞くところによると、実生の柚子の木は実が成るまでに十数年かかるそうです。拝みたくなる時間のかけ方に感動。おいしいものが自分の口に届くまでって、やっぱり時間がかかるものなのだな。能勢茸屋本舗さん、箕面ビールさん、貴重な体験をありがとうございました。今回収穫した柚子をつかって、現在収穫王子はお菓子の試作中です。近日中にメニューに登場し、皆さまのお口へとお届けしますので、どうぞお楽しみに。

小坂逸雄(PR)

2013.01.26

Takeuchiさん 有り難うございました。

靫公園側の人気のパン屋さん、Takeuchi さんが今月一杯でお店を閉めて移転されます。
とてもおいしい、すごい人気のパン屋さんで、行くと必ず行列ができ、売り切れて買えなかったことも多々。
月末へさしかかり、行ってみると、やはりものすごい行列ができていました。
本当に地元の皆さんから愛され、偲ばれての移転です。


実は、Takeuchiさんの店舗内装はgrafの創立当初(2003年)の仕事でした。
(Designの設計ページで紹介させて頂いてます。)

個人的な思い入れを書かせてもらうと、
僕がgrafの設計部で働きたいと思ったキッカケが Takeuchiさんの店舗でした。
パンを作る工房の中に陳列什器があるような、工房とお店の境が無い、その構成が、
おいしいパンを、よりおいしそうに感じさせてくれてました。

行くと、いつもその時の気持ちを思い出し、初心に返れる、僕にとってとても大事なお店でした。
この気持ちを忘れないように、今日は特別噛みしめながら、お礼を言いたくなります。

僕の大事な原点となってくれて、本当に有り難うございました。
grafのスタッフとしては、10年間もとても大事に、店舗・什器を使って頂き有り難うございました。
繰り返し使われた、什器の突板の剥がれ具合がすごく好きでした。
移転後のご活躍を、楽しみにしています。

shop・設計 / komatsu



 

2012.06.28

Barnshelf no.08


graf
が内装デザインを担当している新三田にオープン予定の雑貨屋さん“Barnshelf”。

PR・広報を担当している私ですが、設計スタッフから話をきいたり、Barnshelfのオーナーさんのblogをみて一度いってみたいと思い、設計の奥平さんと佛願さんが現場で作業する日に合わせてお手伝いをさせていただくことに。
今回は私はりんご箱のサンダーがけ(前回佛願さんたちがしていた作業)を、奥平さん、佛願さんたちは石膏ボード貼りと2つのチームに分かれての作業となりました。
この日はオーナーさんのお友達もいらっしゃっていたので一緒に作業したり、お昼においしいカレーをごちそうしていただいたり、オーナーの息子さんのパワフルさに元気をもらったり・・・。普段の仕事とはまったく違う作業内容と環境は、とても新鮮でいい刺激をいただきました。

初めての訪れたBarnshelf。
畑や田んぼに囲まれて、あめんぼがいたり、シロツメクサがいっぱい生えてたりと豊かな自然環境に加え、オーナーさんの暖かく楽しい人柄が伝わっているように、現場の雰囲気もなごやかで笑いもあって、心地のよい空気が流れていました。お店はどんな雰囲気になるでしょう。わくわく

現場は5角形のカベが立ち、石膏ボードも半分ほど張り終わり、次は天井のボード貼りとパテかな。
だんだんとお店に近づいています。オープンまであと少し。

PR 田原


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Barnshelf(バーンシェルフ)webサイトはこちら
※オープンは2012年7月11日(水)を予定しております。

これまでの打ち合わせの様子はこちら → Barnshelf no.01
                                                        Barnshelf no.02
                                                        Barnshelf no.03
                    Barnshelf no.04
 
                                                       Barnshelf no.05
 
                   Barnshelf no.06
                                                        
Barnshelf no.07 

2012.06.13

Barnshelf no.07





grafで内装デザインを担当している新三田にオープン予定の雑貨屋さん“Barnshelf”。

今回は奥平と僕の2人で現場へと向かいました。
到着後はまず現場の進捗をチェック。
僕らが民家で床材を解体している間にも工事はもちろん進み、
現場は電気の配線工事が終え、床あげのための束が並べられていました。
工程通り進んでいるので一安心です。

そして本日の作業のメインとなるりんご箱をチェック。
実際に触っていただくとよくわかると思うのですが、
りんご箱の表面はなかなか粗くできています。
このりんご箱は中に本や商品をディスプレーするため、人の手に近い什器になります。

オーナーを交えて3人で60番のやすりをつけた電動サンダー片手に
1つ1つ丁寧に磨いていきます。
最初はなかなかスムーズに進みませんでしたが、徐々にコツをつかみ、
角にRをつけてみたりと手触りにも配慮しながら磨きました。

1人20個ほどのりんご箱を磨き上げ、この日の作業は終了。
磨いている間にかなりの量の粉が飛び散り、目や鼻に入り込んだので
作業が終わってからもくしゃみや目のごろつきに悩まされました・・・。
全部でおよそ160個ほどのりんご箱を使用する予定なので
残り100個ほど・・・。がんばります。

次回も再び現場での作業です。

設計 佛願

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※2012年6月末〜7月頭オープン予定

これまでの打ち合わせの様子はこちら → Barnshelf no.01
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                    Barnshelf no.04
 
                                                       Barnshelf no.05
 
                   Barnshelf no.06  

 

2012.06.06

Barnshelf no.06






grafで内装デザインを担当している“Barnshelf”。
今回は富田林にある民家へ前回と同様に床材の解体に行きました。
Barnshelfのオーナーさんと奥平、佛願、僕の4人という前回よりも
少ない人数でしたが2回目の解体ということで手際もよく、
そして材料もきれいだったので作業もスムーズ。

家主さんもご自分が住まわれていた住居の一部がこれからも違う場所で
使い続けられる事を喜んでおられました。

古材の魅力は何と言ってもその材が持つ経験値の高さ。
生木から住居の構造材になり、過ごしてきた年月。
落ち着き感。
まるでお爺ちゃんと暮らしているような心地よさ?

とにかく、解体も無事終わり。6畳の部屋3つ分もの床材をいただきました。
本当にありがとうございました。

この材料を如何に活かすか、乞うご期待です。


labo 手塚賢太郎
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※2012年6月末〜7月頭オープン予定

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                    Barnshelf no.04
 
                                                      
Barnshelf no.05

2012.05.28

もうひとつの現場で


先週、約2年後に控えるとあるプロジェクトのためスタッフ数名と現場視察を兼ねた打合せをしに高知県へ行ってきました。木の伐採の現場を見せていただけるということで、森林組合の方にご案内いただきながら間伐の現場へ向かいました。道というよりも山の斜面の“木のない場所”を走り抜け、コースアウトしたら崖の下という急斜面を疾走し、正直肝を冷やしながら辿り着いた断崖絶壁の作業現場は予想を超えた過酷な場所でした。実際の現場で聞く木のこと、作業のこと、林業のこと。家具を作る会社として、こういった現場に実際に立ち会うことが出来たことはとても良い体験だったと思います。自分たちがモノをつくり、使い手に届けているという感覚もこれまでとは違った深みを持って捉えることができるように感じました。そして「モノ作り」という言葉に対する感覚にも、これまでとはちょっと違うスケール感や次元があるように感じました。

小坂逸雄(PR)

 

2012.05.18

Barnshelf no.05



grafで内装デザインを担当している“Barnshelf(バーンシェルフ)”。
今回は朝から大阪市天王寺区にある築50年の民家へ。
工務店に勤めておられる大学の先輩に紹介していただいたこの民家は建て替えが決まり、
解体される前に古材の床板をいただけることになりました。

現場へBarnshelfのオーナーさんとgrafのlaboスタッフ4人、奥平、僕の計7人という大所帯でお伺いし、
床板の解体作業を開始。
バールを持って、一枚ずつ手作業で割らないように慎重にはがしていきます。
二日は必要かなと思っていましたが、人手があったおかげで作業は一日で終わり、
はがした大量の床材はハイエースと軽トラへ。
作業をしている中で気になったのは丁寧な大工仕事。
当時は普通に行われていたであろう事も、今では特別になってしまったように思います。
また、壁につけられた杉板のかわいい飾り棚は、りんご箱の壁面什器と合わせて使ったら
おもしろいのではないかと盛り上がり、こちらもいただけることに。家主さん本当にありがとうございました。
家主さんからも長年つれそった家のモノを、ただ壊して捨ててしまうのではなく、
他の場所で新たに使う事を大変喜んでいただきました。大切に使わせていただきます。

その後、みんなでご飯を食べてgraf laboへ。
いただいた床材の釘や割れなどをカットし、綺麗にしてきます。解体よりもこの作業の方がなかなか骨がおれました・・・。
そしてきれいになった床材を三田まで運び、この日は終了。
みなさま本当にありがとうございました。


設計 佛願



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※2012年6月末〜7月頭オープン予定

これまでの打ち合わせの様子はこちら → Barnshelf no.01
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                                                        Barnshelf no.03
                    Barnshelf no.04

2012.05.08

Barnshelf no.04


現在grafで内装デザインを担当している“Barnshelf(バーンシェルフ)”。
今回は朝はやくに“Barnshelf”のオーナーさんがワンボックスカー、僕と奥平が軽トラで集合し、
川西(grafスタッフ)に紹介してもらった、とあるりんごの店へりんご箱をいただきに向かいました。
このりんご箱は店内の什器として150個ほど使用を予定しているのですが、
今回は集めていただいた50個ほどを運び出します。

grafのshopやmouthでも使用しているこのりんご箱ですが W 600 × H 300 × D 300(mm)という
モジュールで作られており、この反復によって縦にも横にも組み合わせることができる使い勝手の良さと、
横で使えば週刊誌サイズまでの本が収まるということから、
“Barnshelf”では主に本をいれるための壁面収納として使用することに。
かつてはりんご箱の長手側の板を一面はずして子供の勉強机としても使われたりもしていたそうで、
昔から人の知性を養うものがいっぱい詰まっているんだなぁとしみじみ考えながら、りんご箱を車へ詰め込みました。
普段体を動かしていないため、僕にはなかなかの重労働となりましたが、りんご箱を積んで帰るこの光景をみていると
そろそろお店作りがはじまるんだと改めて実感し、力が入りました。
運び終わってから男3人でランチしながら、お店作りに向けて夢の続きを語り合いました・・・。
次回は現場での打ち合わせです。

設計 佛願

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※2012年5月下旬オープン予定

これまでの打ち合わせの様子はこちら → Barnshelf no.01
                                                        Barnshelf no.02
                                                        Barnshelf no.03
 

2012.04.28

Barnshelf no.03



grafで内装デザインを担当している“Barnshelf(バーンシェルフ)”。
今回は店内で使う厨房機器探しと三田の現場での打ち合わせです。

お昼に“Barnshelf(バーンシェルフ)”のオーナーさんと待ち合わせをして、
さっそく厨房機器を探しにとあるお店へ。
前回探していた建具の[隣に並べる什器]はこのことで、カスタマイズしてレジカウンターの一部に使用します。
オーナーさんと一緒に図面とも照らし合わせながら店内をじっくりとチェック。

前回と続けてですが、こうして一緒に買い物をすることでみえてくるオーナーさんの好み。
これを知ることはとても重要だと感じてます。
設計をする際に当たり前のことですが、お客様の好みを共有し、よく理解して、、、、
もちろん、一緒に選ぶ事で、内装のバランスも見ることができ、そして脱線しすぎないようにアドバイスすることや、
その場で思いつくアイデアをすぐに共有することもできるのも大きなポイントですが、
この事が、私にとってのお客様の案件を設計をする上で今後の様々な事柄に直結しているので、
本当に本当に大切なことだと感じてます。
なのでお客様の好みや趣向を知ることのできるこの時間をとても大切にしています。

さて、この日は厨房機器に加えて店内で使用できそうな(?)イス候補もたまたま、見つかって、
ちょっと掘り出し物を見つけた気分でした。
ある程度目星を付けて、改めてオーナーさんと奥さまで後日、再検討することになりました。
しかしながらいいモノから変なものまで今回も色々あったので手応えを感じる買い物でした。

その後、移動して三田の現場で施工業者さんとの打ち合わせ。
やれること、やれないことを業者さんと再度、検討・検証。現場をじっくり見てもらって、
持ち帰って再検討してもらったり。。
その後、施工の段取りなどもろもろを話して施工業者さんとは一旦別れて、私は個人的に現場を再度チェックし、
これらを踏まえて、オーナーさん細かい部分の打合せ。と言った流れでこの日は終了。

とはいいつつも、この日は現場へ向かう道中、川沿いの気持ちのいい道をオーナーさんに
ご案内頂いて、個人的にこれがメインになってしまったぐらい、楽しんでしまいました。

以上、余談でした。では。


設計 奥平

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※2012年5月下旬オープン予定

これまでの打ち合わせの様子はこちら → Barnshelf no.01
                                                        Barnshelf no.02

2012.04.17

Barnshelf no.02



grafで内装デザインを担当している“Barnshelf(バーンシェルフ)”。前回の現場での打ち合わせに続き、
今回はBarnshelfのオーナーさんとshopスタッフの田中と僕で店内に使用する什器や建具を探しに
アンティークショップへでかけました。

オーナーさんにご紹介いただいたそのアンティークショップは古い民家と同上が連なった1軒家。
1階にはもともと剣道場があったとか。。
その家の中に雑然とヨーロッパ各地から買い付けたアンティーク家具や雑貨が所狭しと並んでおり、
アンティークならではの仕掛けが詰まった家具も多数見受られました。
オーナーさんと話をしながら店内を物色したり、途中お茶をいれてくださった店員さんから、
気がつけば仕事の相談を受ける場面もありながら、、、などなど、あっという間に3時間程も経っていました。

この日はお店のアクセントになるようなイーゼルやボディ(トルソー)、
そして本屋さんとしてのストーリーが生まれるような鉄製のミニ階段を購入。
この日見に行った中で1番の目当てだったレジカウンターにリメイクして使用する古い建具は、
オーナーさんと一緒にいろいろ見比べながら検討したものの、その[隣に並べる什器]との調和を考えた結果、
今回は見送りとしました。
しかしながら、店内を物色している際に生まれた陳列方法のアイデアや家具・什器の仕口、仕掛けなど、
新たな意匠のアイデアも多々出てきて、毎度思うことですが、単純に個人的によい刺激をいただきました。



次回は、[隣に並べる什器]をまたオーナーさんとあるところへ物探しに行く予定にしてます。

設計 奥平

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※2012年5月下旬オープン予定

前回の打ち合わせの様子はこちら→Barnshelf no.01

2012.04.11

Barnshelf no.01



現在grafでは"Barnshelf(バーンシェルフ)”という自然あふれる場所に建つお店の内装デザインをしています。
実家の敷地内にある牛小屋を改装してお店を作りたいとご相談にこられたBarnshelfのオーナーさん。
もともと私の友人で、設計部の奥平くんとも知り合いだったこともあり、まずは軽くお話をしながら、
どんなお店にしたいか、どんなことをしたいのかなど、思い描いているお店のことを聞かせていただきました。
話をする中でどんなことができるのか、こんなのはどうだろうと本やパソコンを開きながら提案させていただき、
そこからお店づくりがスタートしました。
5月下旬のオープンへ向けて本格的に動きだした“Barnshelf”。
Progress of grafではその打ち合わせや現場の様子をレポートでお伝えしていきます。

先週は現場での打ち合わせのため、設計部の奥平くん、佛願くんと私の3人で一緒に“Barnshelf”へ。
新三田から車を少し走らすと自然溢れた道路沿いの中に大きな牛小屋がみえてきます。ここを改装して、
古書を中心とした本と衣食住にまつわるアイテムや雑貨を販売するスペースとちょっとお茶が飲めるような
喫茶スペースを作ります。現調や具体的なお話をヒアリングさせていただく中で見えてきたプランをオーナーさんと
図面を見ながら話し合いました。何をどこにつくるのか、どう配置するかなどレイアウトについていろいろ話ながら、
見直した方がいい点、変更点などをお聞きして、新しくでてきた案も盛り込みながらプランを調整していきます。
自然豊かな場所での打合せに途中参戦のお子さんが、つくしをいっぱい摘んできてくれたり、
聞きたいCDをもってきてくれたり(しかも選曲はなんと山下達郎の「RIDE ON TIME」!)と、笑いを交えながらの
楽しい時間となりました。

次回は新旧問わずアイテムを扱う“Barnshelf”の内装に合うような什器や建具を探すため、オーナーさんと一緒に
アンティークショップへ出かけます。どんなものに出会えるか楽しみです!

shop 田中


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※2012年5月下旬オープン予定
 

2012.03.18

「今、叶えたい夢はありますか」と、聞かれました。

先日、設計の小松くんと一緒に、とある公立中学校で職業講話の講師を務めさせていただきました。お相手は中学2年生の皆さま。将来への希望がキラキラで、社会への不信感・・・じゃなくて漠然とした不安と、大人への様々な恥じらいで頭が爆発しそうな、とても多感なお年頃です。そんな皆さんに僕たちはgrafという会社の取り組みやそこでの僕たちの役割や姿勢などを例え話をふんだんに駆使して、なるべくわかりやすいようにお話をさせていただきました。きっと世間にはいろんな種類の大人の人がいるんだな、ということは前向きに受け止めてもらえたのではないかと思います。社会人として自分のしていることを説明することは存外難しいことでしたが、とても楽しめた貴重な機会でした。ありがとうございました。

さてその講話での質疑応答の時間、生徒さんから最後に受けた「今、叶えたい夢はありますか。」という質問が今でも胸に突き刺さっています。これ、すごい難しい質問だと思いました。僕は咄嗟に「ありません」と言ってしまいました。いや、本当はあるんでしょうけど、でもうまく説明が出来ないんです、具体的な夢というものを。もしかしたら“叶えたい”というその言葉の感覚がよくわからなかったのかもしれません。なんだか「叶えたい」という言葉って、その叶えたい事が既に未来のある時点で終わっているように感じませんか。そんなことないか。

夢が叶うということって、具体的なある状況に到達することを指すのでしょうか。だとしたら、その“具体的な状況”に常に到達し続けることが僕の理解できる夢の形なのかもしれません。つまり永遠に夢は叶わず、夢は続く、という感じ。ん?やっぱりうまく説明が出来ない。。。まぁ、政治も経済も環境もなにもかも、日々ずっと変化し続けていますよね。同じように自分もこれまで、ある時に何をどう心に決めていたかだなんて事は実証出来ないとてもあやふやなことでしょう、きっと。なので、これからも迎えるであろうそういう不確かな現実に対して丸腰で立ち向かっていく姿勢でいるということが、僕の夢なのかもしれません。実にあやふや過ぎますね、たいへん失礼致しました。でもそんな僕でも未来を明るく感じてはいます。感じることができます。

夢か。皆さんの夢は何ですか?


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2012.03.09

滋賀県の湖北に行って来ました


先日お世話になっている写真家のMOTOKOさんの呼びかけで、雑誌ソトコトさんの取材立ち会いのため滋賀県の湖北へ行って来ました。ここ湖北はgrafが懇意にしていただいている農家集団konefa(コネファ)の皆さんの活動拠点です。はじめてこの地に訪れて以来、湖北や滋賀に来るときは、いつも自分たちの活動を通じて知り合った滋賀の皆さんへの表敬訪問をするような心持ちでいます。そんな心境にふさわしい(?)この日最初の撮影地はその名も純野菜王国。konefaメンバー吉安さんのお城(ビニールハウス)です(写真手前の四角いイチゴは納屋)。ハウスの中は甘くいいにおいが漂っています。まぎれもなく、ここはイチゴの王国でした。


お昼ご飯は家倉さん宅で郷土料理をごちそうになりました。大人数で一斉に食べるということや、食材に人と土地とを直に感じながらお食事をいただくことは、まるで何かの儀式のようです。和やかながらどこか厳かな空気が流れているのを感じます。農家の皆さんと一緒に食べたからなのか、口に運ぶお米一粒一粒に注ぎ込まれた時間(つまり種籾が発芽して苗になって稲穂が実るという季節を跨ぐ時間です)も一緒に噛みしめます。そういう果てしない時間をかけたものを今ここで一口で食べてしまうという、あっけない行為に複雑な気分を憶えるからこそ、感謝して食べることを忘れてはいけないんだなと思います。無農薬だというコシヒカリは、太陽とお水の味がするみたいに瑞々しくとてもおいしかったです。ご馳走様でした。


世代の近い農家の方たちとの付き合いからは、とても考えさせられることが多いです。でも、なんで考えさせられるんだろう。何を考えさせられているんだろう。実はよく自覚していないことが虚しいのですが、都市部と農村がこれから、消費と生産という関係性を越えた価値を交換していくことで、次の新しい未来の地平が立ち現れてくることになるのではないかという、そういう期待はしています。konefaの皆さんはじめとする、関わりのある生産者のみなさま、これからお世話になるであろう皆さま、今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。それとMOTOKOさん、今日に至るまでのきっかけやたくさんのお力添えをいただき本当に感謝しています。いつもいろいろとありがとうございます。この場を借りて御礼申し上げます。

今回の取材は4月に発売になるソトコト5月号にて掲載されるそうです。
 

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2012.02.10

マチオモイ帖

本日10日(金)より東京ミッドタウン・デザインハブではじまった特別展「my home town わたしのマチオモイ帖」に、ひょんなきっかけでボク、作品を出展しています。もともとはこの企画にgrafも何かしらで関われないかという運営側の相談を受けたことがきっかけだったのですが、その日のその打合せが終わる頃にはその場にいたボクと服部さんが展覧会に参加、出展するという展開になっていました、しかもすごく自然な成り行きのようにして(あれれれ)。打合せの際、このマチオモイ帖企画がはじまったきっかけのお話を伺ったのですが、とてもドラマチックですてきな経緯だったので、なんだかボクなんぞが参加してもいいのかしらと恐縮していましたが、そんな素敵な企画への呼びかけに素直によろこんでワクワクもしていました。

今回の製作のために、折角だからと滅多にしない年末の帰省をして作品の舞台となる町を歩き倒して気が付いたのが、町に対する自分の記憶のあいまいさ。おまけに街並み、特に駅前や駅舎は開発されていて全く別のモノになっているし、道路が広くなっているようないないような、どこに何が建っていてなにがどうなっていたのかもよく思い出せない。ボクの知らぬ間にノスタルジーもスッキリと舗装整備されてしまったような感覚。

もともと住んでいたところがニュータウン開発の端っこだったので、道路の拡幅工事は中途半端にずっと続いていたし、バシバシ木が切り倒されたり、田んぼや果樹園は潰されて戸建て住宅が建ち並ぶという光景を小さい頃から目の当たりにしていたので、いったい何をもって町本来の姿というのか疑問に思っていました。今回の街歩きではトコトンそういうことを突きつけられたけど、だからといってこれらがネガティブな要素ではなくて、まぁ、しょうがないよなーと思っているんですけどね。なんと言ったってボクはいろいろを忘れ続けているから、変わり続ける町のどこを嘆いたらいいものやら取っかかりがないんです。んー、なんとも不思議な体験でした。別に不思議じゃないか。

さて、この作品は作家の川瀬知代さんと一緒に作っていて「itsuka,(いつか)」という、未来も過去も現在も指していないようなユニット名で参加してます。川瀬さんの素敵な絵が、変わりゆく町をやさしく肯定してくれていています。会場にお立ち寄りの際にはitsuka,による「つつじヶ丘・仙川帖」をぜひご覧くださいませ。1ページあたり7〜8秒くらいかけてご覧いただけるとちょうどよいペースかと思われます。ちなみに弊社代表の服部は「ふるえだい帖」という作品を、webトップページのムービーを撮影してくれた印藤正人さんも参加されていて「都井岬帖」という映像作品を出展されています。展覧会は今月最後の日曜日、26日まで開催されています。

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絵:川瀬知代

2012.01.05

謹賀新年

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中のご愛顧、心より御礼申し上げます。
2012年のgrafはこれまでに増して、新しい発見、歓び、出会いへの期待を胸に
スタッフ一同頑張って参ります。
本年も皆さまからの変わらぬご支援ご声援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

スタッフ一同