わたしたちの家具やプロダクト Furniture / Products
デザインから木材の仕入れ、製材、製造、納品までを自社で一貫して行うオリジナル家具シリーズや、
grafがデザインし、つくり手との協業から生まれるプロダクトなど。
作り手と使い手の想いがつながるきっかけとなる「暮らしのための道具」をご提案します。
つくり手の想いが、使い手との関係の中で新たな出来事や物語を生み出していくような「暮らしのための道具」を目指して、活動当初から製作に取り組んでいるシリーズ。デザインから製作までを自社で手掛けています。使い手の暮らしに寄り添いつつも、存在感のある「必要にしてかつ十分」なデザイン。それは、使い手の関わる余地を生み、使い手が自分なりの使いかたができることを意味します。暮らしのなかで同じ時間を過ごしていく「ひと」と「もの」との幸福な関係性を紡いでいけるように。時間を経て使い手それぞれのスタンダードになる家具を理想に製作しています。
grafがデザイン・ディレクションを手掛け、相合家具製作所が製作している家具シリーズ。もともとは相合家具製作所がコントラクト向けに製作していたプロダクトを、施設だけではなく、住宅でも広く使用できるようにリデザインしたことから「ad (analogue from digital)」と名付けられました。相合家具製作所とgraf、2社の取り組みにより、品質面とデザイン面を高次元で両立しています。
あらかじめ決められた用途や役割を与えられていない、使い手の想像力を伴うことで機能を見出すプロダクトシリーズ。物や情報があふれる今の時代に必要なものは何か?を考え、2011年から始まりました。
2018年からは建築家、哲学者、木工家など異なる領域で活躍している方々とTROPEの概念を再構築しながら、展覧会やワークショップを経て実験と検証を繰り返しています。これまでのプロダクトに大切だとされる機能ではなく、アイディアを引き出す知恵、サバイブのための道具づくりを目指し、誤解を恐れずに言えば“不便な道具”を作るということを考え、生まれたプロダクトです。
自然界の植物が何億年もかけて手に入れた構造をヒントに、そのカタチを随所に取り入れた家具シリーズ「r」。制作を手掛けるのは日本屈指の家具産地、佐賀県諸富町に社屋と工場を構えるレグナテック。1964年に創業して以来、長年培ってきた確かな技術とノウハウにgrafの視点が加わり誕生しました。枝が伸び別れ、さらに次の枝をつけて、樹としての構造が強く、存在を表すように。あなたの暮らしの中で「r」の連なりが、美しく景色を描きますように。
graf labo
オリジナルデザイン家具や特注家具などを製造している家具工場 「graf labo」。木工を主とした各種デザイン製作のほか、住宅やオフィス、店舗の施工や住宅のリノベーションなど、住まいや暮らしに関するおよそすべてにわたるものづくりを行っています。