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奈良県天理市のデジタル地域通貨「ichica(イチカ)」の
デザインワークを担当

奈良県天理市は2022年8月より、市内限定で使用することのできるデジタル地域通貨「ichica(イチカ)」の運用を開始し、grafが実装までのデザインワーク全般を担当しました。

イチカはこれまでも天理市で続いてきた多世代によるさまざまな“支え合い”を支える仕くみを広げていくためにスタートしたサービスです。地域の活動や健康増進活動などに参加する市民へポイントを贈呈し、そのポイントで地域のお店などを利用してもらうことで、地域の活動や経済を活性化させていくことを目的としています。さらに、天理市内のお店やサービスで使用された「イチカ」の一部を、こども食堂やフードバンク等の支援などに充てることで、市民が「イチカ」を使うほど“支え合い”活動に還元されていくような好循環を生み出していきます。(一部サービスは令和4年秋以降開始予定)

イチカは1ポイント=1円として市内の小規模店舗で利用でき、天理市は8月上旬までに、市民約6万3千人に1人あたり3千ポイント(10月31日まで使用可)を付与したQRコードを配布済み。使用するにはスマートフォンなどに専用のアプリを入れ、QRコードを読み込む必要があり、スマートフォンを使用していない人などには紙のクーポンを発行しています。

この新しい“支え合い”の輪が広がり、天理に根付いていくことを願っております。

ichica web サイト


ichica(イチカ)について


クリエイティブディレクション|服部滋樹(graf)
企画・ディレクション|村川晃一郎(graf)
デザイン|吉田瑞紀(graf)
コピーライティング|久岡崇裕(parks)
イラスト|山内庸資
Web制作|多々良直治(Cahier)