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間 そうぞうのよはく graf porchにて開催

7月28日からgraf porchでは、ART OSAKA関連企画『間 そうぞうのよはく』を開催します。
本企画は、ART OSAKA2023 と同時期に開催し、「大阪市中央公会堂」、「クリエイティブセンター大阪」、そしてgraf porchを周遊しながら、期間中・後における地域の文化活性を目的とした展覧会です。

新井碧《silhouette #まばたきのシノニム3》2023
今村源《欲ルヒト─HORUHITO》2009

間(ま)/ 一続きの物事に生じた、とぎれ。
・次にする動きや起こる事までの時間。
・物を隔てる空間。「木 ( こ ) の―の向こう側」。(意図的に特に置く)空間的隔たり。

黒川岳《starlight》2019
和田直祐《Common mark#1》2021
©Hyogo Mugyuda

マーサ・タトル《a fossil, a freshness (1)》2023

本展覧会は各会場を繋ぐ「河川」を皮切りに、昨今におけるアートの動向や作品のあり方を水の移ろいに見立て、かつて水運に支えられ、経済と文化の中心的都市として発展したこの水都大阪において、継続的に開催されているアートフェアとの関係性を今一度再考します。

西條茜《Dry-wet line #4》2021
今野健太《ネニホトク_Bone and Flesh No.9》2022

それらはぼんやりとした、目を凝らさなければ視認することが困難な「対岸の何か」を見つめる視線のように、本企画を通し鑑賞者自身が物事の背景や事象を想像する「余白」を構築し、鑑賞の正解がないからこそ楽しめる、多角的なアートとの新たな文化的交流が生まれることを目指します。


松延総司《Shelf #2》2013

また、7月29日(土)の20:20頃から、会場前を流れる土佐堀川を舞台に、出展作家の黒川岳による夏のパフォーマンス「土佐堀川猫玉(魂)流し」を行います。
当日は黒川が手漕ぎボートで灯籠を曳き、八軒屋浜船着場から大阪市中央卸売市場前までを航行します。
※特に観覧場所を設けることはありません。航行ルート沿いの橋や河岸からご覧ください。
※悪天候の場合はパフォーマンスを中止する場合があります。

黒川岳 夏のパフォーマンス「土佐堀川猫玉(魂)流し」
日時|2023年7月29日(土)20:20~21:00ごろ 
場所|中之島付近 土佐堀川(八軒屋浜船着場~大阪市中央卸売市場前港)
詳細はこちら

間 そうぞうのよはく 
会期|2023年7月28日(金) – 8月5日(土)
会場|graf porch (〒530-0005 大阪市北区中之島4-1-9 graf studio 2F)
時間|11:30-18:00
定休日|7月31日(月)
協力|ART OSAKA,ARTCOURT Gallery,FINCH ARTS,Gallery Nomart,HARMAS GALLERY,KOKI ARTS,TEZUKAYAMA GALLERY,graf
企画|DELTA
助成|大阪市助成事業