grafが進行・デザインした展覧会「Moment in landscape 反復-干渉-並置」を、2019年9月15日(日)-10月6日(日)の期間、昨年末に天理市に新たにできたホワイトキューブのギャラリー「Art-Space TARN」にて開催いたします。
本展は、天理市と共同で進めるアーティスト・イン・レジデンスプログラム「TENRI ARTIST-IN-RESIDENCE in NARA」に、2019年度の前期招聘アーティストとして「RAD –Research for Architectural Domain」による展覧会です。
彼らが、天理市に通いながら滞在しリサーチを重ね導き出された様々な事柄を作品にし、〈天理に存在するさまざまな「時間」を風景から抽出する〉ことをテーマとして、古地図などの資料展示にあわせ、映像やドローイング、テキスト、シルクスクリーン、写真などによる作品を展示いたします。
Moment in landscape 反復-干渉-並置
会期|2019年9月15日[日]-10月6日[日]
時間|10:00–17:00
休廊|火・水曜日
会場|Art-Space TARN
作家|RAD –Research for Architectural Domain
主催|天理市
進行・デザイン|graf
関連イベント|
1) トークイベント
日 時=2019年9月16日(月・祝)17:00–18:30
会 場=Art-Space TARN
出 演=川勝真一、本間智希(RAD – Research for Architectural Domain)
モデレーター=服部滋樹(graf 代表)
参加費=無料
定 員=25名程度
申込先= こちら
2) ワークショップ「RAD的まちあるきのススメ」
日 時=2019年10月5日(土)13:00–17:00
会 場=Art-Space TARN
講 師=川勝真一、本間智希(RAD – Research for Architectural Domain)
定 員=10名
持ち物=コンパクトデジカメまたはスマートフォン
申込先=こちら
普段とは異なる視点でまちを鑑賞してみると、 どんな風景が見えてくるのでしょうか。
天理のまちをRADと一緒に歩きながら、 今回の展覧会のキーワード「反復」「干渉」「並置」に 関する風景や物事を採集し、 それらをまとめて一冊のZINE(簡易本)づくりを試みます。
RAD –Research for Architectural Domain
2008年に開始された、「建築の居場所(Architectural Domain)」を探るインディペンデントなリサーチ・プロジェクト。普段誰もが何気なく接している建築や都市に対して、専門家のみならずより多くの人たちがどう関わることができるか? その「経路」をつくることで、状況の見通しをより良くしたいと活動している。建築家や商店街の一角を改修するワークショップの運営、都市の資源と課題調査の実施や、その成果を反映するアーカイブサイトの構築、インタビュープログラムの企画などを行う。現在、川勝真一、榊原充大、木村慎弥、本間智希が参加している。