今回のリニューアルプロジェクトの目玉のひとつが、エントランスロビーとその周辺の空間の再構築です。「ウェルカムゾーン」と位置づけ、子ども連れの方など、より多くの方に美術館での時間を楽しんでいただけるような空間にしました。近代建築らしさの残るシックな建物の中に可愛らしいフォルムの什器を入れることでポイントを作り、これまでの歴史を尊重しながら未来のあり方を模索してゆきます。カウンターと休憩スペースはシンメトリーに配置し、建築に合うようなじませています。カフェ&ショップの什器は、可動式で自由にレイアウトを組むことができます。