小豆島を訪れると至る所で目にするオリーブの木。自然と暮らしが美しく調和するこの島において、オリーブの木は象徴的であり、普段大阪で暮らす私たちに別世界へ来たような感覚を憶えさせる。そんな小豆島のイメージをスケッチするようにブレンドしながら、島の風土が感じられる味を目指した。 制作 / 川西 万里(ティーコディネーター)田中ふみ(shop)
植物と人の関わり オリーブ以外に自生し服用できる草木について調べるため、植物をつかった民間療法についてのアンケートを住民の方たちに実施した。それぞれの植物が持つ効能を文献などと照らし合わせながら、この島で採取される成分を調べていった。
オリーブの木について 自然の恵みが豊富なオリーブは、薬や化粧品にも用いられている。古代ギリシャ・ローマ時代からの伝統を持ち、生命の象徴、美と健康のシンボルとして崇められている。
オリーブリーフティーの試作 ブレンドするドライフルーツの組み合わせと淹れ方を検証。
オリーブリーフティー これまでの検証結果を基に、島の風土を感じられるブレンドティーがつくれないかと試行錯誤を繰り返し完成したオリーブリーフブレンドティー。"レモン"・"リンゴ"・"レモングラス"・"スイートスプリング"の4種類。