Team
設計担当:小松祐介
製作担当:小西康正・服部智樹
お子様の成長に合わせ、マンションを購入されたリノベーションのご依頼を頂きました。ご両親の「リビングダイニングで家族の時間をたくさん共有したい」との想いから、和室やキッチンを区切っていた壁を撤去し、リビング・ダイニング・キッチン全てが繋がった開放感のある空間に仕上げました。
キッチンは機能性も大事にするためメーカー商品を採用しましたが、空間との調和を考慮し、全ての鏡板(扉パネル)を家具と同材の突板(ナラ)に交換しました。
家具に関しては、DIYが趣味の旦那さまより「家具制作を手伝いたい」という想いをお伺いし、「旦那さまと一緒に作れるユニット家具」をデザインしました。一緒に制作するために「ビス固定で組み立てる」ことを起点に、接合部に溝を掘り、制作時はビス固定のガイドとして、出来上がった際には意匠として活きてくるように設計しました。
以前に購入されていたgrafのダイニングテーブルも「使いたいけど家族4人では少し狭い」というご相談を受け、天板だけオーバル型の無垢天板に差し替え、広々使えるダイニングテーブルに生まれ変わりました。