大阪市の中心部を南北に貫くメインストリート「御堂筋」。大阪市では、2019年に策定した「御堂筋将来ビジョン」に基づき、御堂筋完成100周年である2037年の全面歩行者空間化を目指して空間再編が進められています。2024年度には、「御堂筋サテライトプラン プレ実施 / 御堂筋チャレンジ」として御堂筋を活用したさまざまな社会実験が行われました。
grafは2037年に向けた活動の指針となるアクションプランの策定サポートや、2024年度の活動の合言葉の策定、ビジュアルの制作などを担当しました。
御堂筋将来ビジョンでは、2037年を目標に「世界最新モデルとなる、人中心のストリートへ」という将来像が掲げられ、御堂筋のありたい姿が3つのシーンとしてまとめられています。grafでは、ビジョン実現に向けて今後展開されていく活動のあり方を御堂筋の土地性や文化的背景をもとに5つに整理し、関係者が主体的にまちをつくり上げていく際の指針づくりのサポートを行いました。
また、活動の第1歩目として2024年度に行われた「御堂筋サテライトプラン プレ実施 / 御堂筋チャレンジ」のビジュアル制作なども実施。ビジュアルでは、御堂筋を中心とした格子状のまちから新しいことが広がっていくことを表現しました。ビジュアルはフラッグやデジタルサイネージ等に展開され、御堂筋に掲出されました。
これから2037年に向けて、御堂筋からはじまっていく活動を一緒に盛り上げられたらと考えています。
Team
クリエイティブディレクション|服部 滋樹(graf)
ディレクション|村川 晃一郎(graf)
企画|米山 菜乃花(graf)
デザイン|大西 風(graf)