経済産業省では、学び手自身が自らの学びを設計していく未来の学び(「未来の教室」)を実現するため、2018年度より各種事業に取り組んでいます。
令和5年度の実証事業として展開した科学技術センターによる放課後プログラム「Naritai Quest」において、プログラムコンテンツの開発・実施とプログラム自体の広報・プロモーションに関するクリエイティブ開発をgrafで担当しました。
https://naritai-quest.jp/ 「Naritai Quest」webサイト
メタバースを用いた実社会を学ぶプログラム「Naritai Quest(ナリタイクエスト)」はバーチャル空間を活用し、多様な企業のご協力を得ながら、「学校の学びが仕事にどのように役立っているか理解できる」、「多様な職種や仕事の魅力などを感じられる」、また「デジタル技術を中心としたテクノロジーの進展を知ることができる」、といったプログラムを提供し、自身の進路選択や将来の職業に対する視野を拡げることを目的としています。
会場は株式会社ハシラスが提供する「めちゃバース」空間。grafでは合計6回のプログラムの内、第2回の「課題発見・解決ワークショップ」を担当し、全国から参加した数十名の高校生と対話をしながら学びを深めました。
メタバース空間だけではなく、ビジュアルコラボレーションプラットフォームのmiroを活用し、社会問題に関する議論を行い、チームで発表。
メタバース上で初対面の学生同士がどのようなコミュニケーションを取り、一人だけではなく他者と協働しながらアイデアの創出を行うことができるのか?またどのような問題が発生するか?など実証実験として有意義なプログラムになりました。
次年度以降、改善を加え新しいアクティブラーニングの形を模索していけたらと考えています。
Team
クリエイティブディレクション・講師 | 服部滋樹(graf)
プランニング・ディレクション・講師 | 村川晃一郎(graf)
デザイン | 吉田瑞紀(graf)
コピーライティング | 片山宗徳
webサイト制作 |cahire
撮影 | 仙波祐斗
主催 | 大阪科学技術センター