株式会社epifunny company(エピファニーカンパニー)が新しく開所した「Therapy Plays epifunny(セラピープレイスエピファニー)」の空間デザイン、コンセプト開発及びプランニング、ロゴデザイン、広報を担当しました。医療や教育現場での対応や、いわゆる適応が難しいとされる子どもたちへ、こころとからだと場の三つ巴のアプローチから支えるための場所として開所された「Therapy Plays epifunny」は、適応や治療をはかるような、従来の医療・教育・社会福祉施設ではなく、子ども達の本来ある潜在的な力を引き出すようなアプローチを可能にする、CareとCureとTherapyという三角形の間にある場として創出されました。
「Therapy Plays epifunny」は子どもたちと丁寧に関わることで、生きていくための土台を確かめ、からだとこころを動かし、ゆっくりとその子の固有な何かを育んでいくための場所を目指しています。
このまったく新しいケアとセラピーの場を通じて、たくさんの人々に私たちの想いが届くことを願っています。
ネーミング
ケアや「Therapy」の場所であること。からだとこころを動かす「play」と、ただの空間である“スペース”ではなく多様な人の居場所で あることを意味する「place」という言葉を大切にしたいと考え名付けました。
ロゴマーク
同じストロークの繰り返しにより浮かび上がってくる特定の意図が存在しない線でT/P/Eと円形のカタチをつくりました。正解や決まりがなくお互いが重なり合い、かかわり合うロゴマークです。またあらゆる姿を変える水のように、さまざまな人々にとって潤いの場所に、また欠かせない存在になってほしいという想いを込めています。
Team
クリエイティブディレクション|服部 滋樹(graf)
設計|合田 知代、松橋 聡子(graf)
プランニング・ブランディングデザイン|村川 晃一郎(graf)
デザイン|吉田 瑞紀(graf)
コピーライティング|久岡 崇裕
撮影|黒越 啓太(graf)