“機能”ではなく、アイディアを引き出すプロダクトを
TROPEはあらかじめ決められた用途や役割を与えられていない、使い手の想像力を伴うことで機能を見出すオリジナルプロダクトです。物や情報があふれる今の時代に必要なものは何か?を考え2011年から作り始めました。
2018年から始まったTROPEのバージョン4.0「TROPE HACKS」シリーズでは、建築家、哲学者、木工家など異なる領域で活躍している方々とTROPEの概念を再構築しながら、展覧会やワークショップを経て実験と検証を繰り返しています。
これまでのプロダクトに大切だとされる機能ではなく、アイディアを引き出す知恵、サバイブのための道具づくりを目指し、誤解を恐れずに言えば“不便な道具”を作るということを考えプロダクトを生み出しています。TROPEの使い手となり、日々の生活にアイデアが溢れることを願っています。
撮影:木村華子